プールで遊ぼう!サム。
ライフジャケットを隠し持って、プールに来ました。
スキッパーキサムがプールで泳ぐところを見れるなどと意気込んできたのだが、あいにくの天気な上に涼しい。物凄くやる気で用意して家を出たのに、これでは、暑い、プール入る。涼しい。気持ちいい。楽しいという繋がりができないではないか。
冷たい、寒い、面白くない等と思われたら良くないので、既にプールデビューの延期を考えたりもしていた。
昨日までは暑い日が続いていたのに、今日に限ってずっしりと曇が重くのしかかり、たまに小雨が降ってくる。
そのおかげで、日差しもなく、しのぎやすいので、久しぶりに体が休まる。ただ、濡れたら体温が奪われ肌寒い感じさえするので、プールで遊ばせる事を躊躇していた。
何でも一番最初に行ったことが記憶に焼き付くので、いいものにしたいと思ってしまう親馬鹿犬ばかサムバカだ。
おそらく水好きなワンちゃん達にとってはこの程度問題でも何でもなくプールをエンジョイするのだろう。
昔冬に遊びに行ったドッグランでラブラドールレトリーバーが大きなタライが何故か水飲み場の近くにあり、じゃぷんとタライの中に入って座っていたのを思い出した。何故この寒い時に水の中に入ったのか、その時は不思議だったけれども、犬種の特性と好きなことだったのではないのかと、今にして思えば納得する。
サムであればスルーしてしまう水たまりでさえ水好きなワンちゃんにとっては楽しい遊び場でだから入っていく。水大好きなワンちゃんは清らかな水以外でも、土混じりの泥水でさえ楽しそうに入って飼い主さんが苦笑いすることもあるということで、体を洗って綺麗にし、濡れた体を拭くのが何より大変だと話してくれた事があった。
そのことについては良くわかる気がする。スキッパーキでさえ濡れた体を乾かすのにギブアップしてしまうのに、ゴールデンレトリーバーは毛が長いし大きいし、飼い主さんの大変さが言われるでもなく分かります。
結局プールには行ったけれど、雨脚も強くなってきている上、肌寒いので、サムをプールに入れることはしなかった。
犬は人間より体温が高いからプールに入っても問題はないのだろうけれど、まだチャンスはいくらでもあると思い、プール周りを見て回るにとどめた。
サムはプール周りを歩いたりはするのだが、足を入れることはしない。
海や川など自然の動きがあるものにはスキッパーキは興味が惹かれるらしく、特にの川面の揺らめきや、せせらぎの音が聞こえたりする所では耳を澄ませ、見て、入りたそうにするのだけれど、プールの水面は穏やかだからなのか感心が薄いようだ。