スキッパーキサムには散歩で会えば物凄く親愛の情を示してくれるとても可愛いお友達がいる。
サムは一生懸命散歩をするので、意外と敵意ある気配を醸し出すワンコ以外、気にしないような所があるのだが、
相手が遠くにいても、気にしたり、注意を払っていたりするのが、散歩をしているとよく見るワンコ達だ。
中でもサムの事を大好きでいてくれるコフクちゃんは、物凄く遠い所からサムを発見するや否や素早く反応し、
ズンズンと飼い主さんを引っ張ってきてサムの元に来てくれる。
コフクちゃんは超が付くほど、物凄く可愛いワンコちゃんなのだ。
飼い主さんもビックリのスキッパーキサムを大好き「好きすきスキ」なのだそうだ。
他のワンコに匂いを嗅がれそうになれば、怒るし、拒否する毅然とした態度をとるコフクちゃんが、どういう訳かサムには怒る事はない。
こんなに嬉しそうな対応をするのはサムだけだと言う事なのだ。
最初の頃、遠くてよく見えないのだけれど、大型犬に近い中型犬がズンズン飼い主さんを先導して凄い勢いで近づいてくるので、これは遭遇したら物凄くまずい状態なのではないのかと思って、逃げようと思った。
でもスキッパーキはそんな事気にもせず、散歩を楽しんでおり、内心物凄く焦った。
焦っている間にも凄い勢いで近づいてきて、もう反応を見るしかないと半ば覚悟を決めた所に、
全身「会いたかったよー!」オーラに包まれた「コフクちゃん」登場だった。
飛び跳ねる様にコフクちゃんはサムに好きすきスキアピールをする。
サムもコフクちゃんの事は好きなので、挨拶するのだが、人にもワンコにもシャイなサムは、コフクちゃんの好きすきスキのお返しにはあまりにもあっさりしているスキだよ的な挨拶だ。
コフクちゃんはいつもいち早くサムを見つけ側に来てくれる。
その時その時の気分もあるのだろうけれど、いつだって熱烈歓迎なので、たまに普通だとどうしたのかと心配する程だ。
コフクちゃんのテンションが低い時は大概はサムよりも誰よりも、一番大好きなお兄さんに会えなくて寂しいと言う事だった。
また、サムよりも甘えてくれる事もあり、柔らかなロングコートとしなやかなボディを遠慮なく触らせてもらったりもする。
スキッパーキの手触りと違う柔らかな長い毛はある意味憧れなので、コフクちゃんに触らせてもらえる事は物凄く嬉しい。
コフクちゃんは人懐っこく、美しいボディ、性格がとても良い。一言で言えば可愛いに尽きるのだ。
何故サムを気に入ってくれているのかが分からないのだが、サムに会えないと寂しいらしいと飼い主さんが言ってくれるほど、会った時のテンションが高い。
不思議と会うときは朝夕会ったりするのだが、会いたいと思っていても会えない事もある。
優しい、可愛いパワフルなコフクちゃんサムの事を好きでいてくれてありがとう。