ティータイムの時間はスキッパーキサムにはオネムの時間だけど、一緒に頑張って傍にいる。正確には一緒に居たいが為に、連れてきている、ついてきている。だから仕方ない。
たまたま食事の話になり、柴犬は今はだいぶ良くなったけれど、一時期は見るも無残な状態でやっとここまで毛が生えたと語ってくれた。
日々薬塗って、飲んで、フードもアレルギー対策を施しているモノを食べているという事だった。毎日薬を飲む良い子の柴ちゃんは凄く可愛い。つぶらな瞳で見ている。
他の犬種の事はあまりよく知らなくて、特に柴犬は日本犬で日本の風土にあっていて、夏でも冬でも順応しているオールマイティの凄い犬だと思っていたので、皮膚にトラブルを持つ子が多いという事に驚いた。
アレルギー反応が出てしまうから、口にするものに気を付けていると。飼い主さん大変だ。柴ちゃんは食欲が無い訳ではなく、食べたいのだ。食べたいから口にして、その食物が生憎反応してしまうと体に異常反応が現れてしまう。
今でも毎日薬を飲み、塗っているという事なのだが、外見は普通の柴犬にしか見えない。
食べたいのに食事制限がある柴犬
食事制限ないのに食べないスキッパーキ
流れでスキッパーキのサムは食べないという話になり、通常犬は食べない事が無く、柴犬もそうだけれど、食べ過ぎる傾向があったりするので、食べ過ぎない様にコントロールする事が多いが、サムの様に「食べない」という事はかなり珍しい事で、考えられないってさーサム。聞いているの?サムの事だよ。とサムに言うも、耳を動かすだけで、聞き流す。まるで話の内容を分かっているかの様に。
食べない事で苦労する事。食べる事で苦労する事。生きていくために摂る食事様々。
サムの食事は日々フードファイトであり、今まさに混沌の中なのだ。
困っているのだ。本当に。どうしたらいいのか悩む日々を送っている。
ドッグフードは総合栄養食で、食べてくれれば良いに越したことは無い。
だが食べない。この時はもうサムが食べる事。栄養を補給する事が一番だと思っており、サムが口にするなら手作りご飯でもいいと思っていた。
この時は。
手作りご飯もケースバイケースでいいけれど、何かあった時に困る事があると教えてもらった。
災害発生時、被災地に援助がされるなか、まず人間の食料から手当され、その後ペットにもフードが手当てされてくると。ちゃんとペットの食料も援助してくれるという事を正直知らなかったので驚いたのだが、援助して貰えるフードはドライフードだそうだ。
そこで、フードを普通に食べるのであれば問題ないが、手作りご飯を食べている。またはフレッシュな肉を食べている子達は、配られたフードを食べない。
そうなると食べるものが無い。時間の経過とともにいろいろな物資が来るそうだが、手作りご飯、フレッシュな肉しか食べないと、困る状況になるという。
また、スキッパーキサムは今は若いから特に体に問題はないが、老いた時や何かトラブルがあった時、その状態によっては、どうしても食べるものに制限がかかる場合もある。その時に出された食物を食べない様では困る。
今迄考えた事もなかったいろいろな起こるかもしれない事。何かの時を考えるとサムの食事に不安が増す。