スキッパーキサムとのお泊りの宿に着いて、チェックインの時、今日1階がキャンセル出たので移りますか?と聞かれ、よくわらなかったのだけれど、お願いします。と部屋に案内して貰った。
部屋の作りは全く同じ。2階と1階の差は何だろう?と思っていたら、テラスからドッグランにそのまま出れるのだ。前回初めて宿泊した時、玄関はもとより、温泉、食事する所全て1階なので、人の行き来する事を考えて2階の方が静かだろうと思って予約して泊まった。実際とても満足で、階段を上り下りするだけでの差だと思っていた。
ところが、1階は階段の上り下りが無いだけでなく、そのままドッグランに出れると言うところが「凄い」事だった。これは実際泊まってみないと、テラスからそのままドッグランを味わないと分からない事。素晴らしい!目から鱗が落ちるような感じだった。そして、荷物の運び出しも玄関入って靴脱いで、階段上っての一連動作が一切無くなり、ドッグラン通ってそのまま部屋に運べると言うのはすごく楽。違うんだー。
今迄部屋から直接ドッグランに出れるという事を知らなかったし、考えた事もなかった。
宿を選ぶのに、泊まる部屋の作りがどうなのか、お風呂はどうなのか、サムと一緒に何処でも行けるのか等は調べていた。寛ぎ易いお部屋と脱衣所迄一緒に居られる事が一番だったから、この部屋からドッグランにすぐ行けるのには、とても感動した。
もう速攻スキッパーキサム走るぞ!で、テラスからドッグランへ駆け出して行く。少し遊んだ所でサムがドッグランの匂いを嗅いでチェックしている時にサムの様子を見ながら車から荷物を運んだ。
暫くすると大きなゴールデンレトリーバーが可愛い服を着て登場するも、大した交流もせずにいたのだか、ミニチュアダックスフント、ポメラニアンが加わったとたん、サムは興味津々で近づいて行く。
同じくゴールデンも。チビちゃんピンチ!最初は止めてー!的な感じで、飼い主さんに助けを求めたりしていたけれど、だんだん慣れてきて、そのうち一緒に遊ぶ様になり、サムはかなりダックスフントがお気に入りだったようで、遊びに誘ったり積極的だった。その事に応える様にダックスちゃんも楽し気に遊んでいた。すると驚いた事にサムがダックスちゃんにお腹を見せたのだ。
此れには本当にびっくりした。サムは今迄一度もドッグランで、他の犬にお腹を見せたりする事が無かったからだ。
自分より小さい体格だからなのか、相性が良かったのか、本当にダックスちゃんが可愛かったのだろう。その後もダックスちゃんにご執心で、ダックスちゃん一筋的な感じで、サムは魅了されていた。ふと見ると同じようにサムだけでなくゴールデンもチビちゃん達に魅了されていて、もうモテモテのチビちゃんが気の毒になってくる。引き離してもスキッパーキしつこい。普段あっさりしているのに、このしつこさには閉口する。いい加減にしないと怒るよサム。
チビちゃん達がドッグランからいなくなると、元のサムに戻る。ゴールデンも同じだったという事はいい匂いに惹かれたのかな。さあさ、サムお部屋に戻ろう。テラスから戻るって本当に楽。お部屋変えてくれてありがとう!