那須は昔も来たのだが、昔は単純に観光で、美術館や博物館に行って美味しいものを食べ楽しかったね。という普通の旅行だった。
スキッパーキサムと来る様になって、全く違う訪れ方になった。通常観光で行く施設には犬同伴で行ける所が少ないので、別の一緒に行ける所を探して行く様になり、それが公園であっても新鮮で楽しい。サムがいるからサムと一緒に入れる所があれば、それだけで楽しいのだが、那須はペットに優しい所なので、更に好きな場所となった。きっと相性がいいのだろう。
そして、最初にサムと訪れた南ヶ丘牧場は凄く楽しかったので、那須に行くと必ず立ち寄る様になった。
いつ行っても、休みでやっていないという事が無く、ペット連れ可能だから、スキッパーキサムと一緒に気兼ねなく散歩を楽しめるのが何よりありがたい。牧場と言う緑の多く、長閑な所だから、のびのびするし、他の動物がいるっていう事が何よりの特別な場所だ。サムがいなかったら行かないような所も歩いて、このような所があったのかと知る事も出きる。
牧場のパン屋さんのパンも美味しいし。美味しいのに値段がリーズナブルがまたいいので、ついつい買いすぎてしまう。パンはたくさん食べすぎてしまうから、なるべく食べない様にしていたのだが、たまにの事だから等と南ヶ丘牧場のパン屋さんに既にのめり込み始めていた。食べない様に我慢していたのに、嵩が外れかけていたのだ。嫌いで食べないわけではない。好きだから食べすぎるからと我慢していただけなので、たまに那須に来る時は「特別」ともう納得させる事を考えてしまうようになったのだから、今にして思えば、パンの大人買いになるのも時間の問題だった。
穏やかな南ヶ丘牧場でのひと時を過ごし、那須には牧場は沢山あるり、他にも観光牧場があるので、時間があるから、サムと一緒に千本松原牧場へ行ってみることにした。牧場のハシゴだ。何度か通り過ぎた事はあるのだが、行ったことがない。サムと一緒に車で、特に牧場に行こうという事が無かっただけなのだが、不思議なもので、サムと一緒に行けるのかと思うと興味がわいてくる。
南ヶ丘牧場とは全然違う雰囲気。アップダウンがなく、土産屋を売っている売店は何処懐かしい感じがする。ドッグランもあるが、誰もいない。広場に柵をして作った感じがする。微妙な感じだったので、先に歩いて行くと白い犬が沢山いるのが見えたのだ、近づいてくと物凄く吠えている。スピッツ軍団。策で囲まれている庭みたいな所を駆けずり回って誰構わず吠えている。当然スキッパーキサムを見つけると、集団で待ち構え吠え続ける。
確かスピッツは戦後はよくなくのが明るくて良かったが、時代とともにウルサイ。近所迷惑などの理由で、吠えが少ない犬の掛け合わせで、今のスピッツは殆ど鳴かないと聞いていたのだが、とんでもない。狂犬の様に吠えまくる。嬉しくてでは無い、顔が怒りモード歯茎丸出しという感じ。同じスピッツ系で可愛いのに、まるっきり可愛く無い。たまに白黒で犬を飼いたいと言う人がスキッパーキの黒。スピッツの白で飼う事があると。スキッパーキには白は無いからね。クリームはいるけどね。スキッパーキ同士だと黒クリームだね。何だか美味しそうな響き。それにしてもこのスピッツ達酷いな。躾も何も無い無法地帯。どの様な状況で、ここにたくさんいるのかわからなかったけど、そんなに吠えてばかりじゃ落ち着かないし、疲れるだろうにと思い先に進む。緑が気持ちいい。ここはレジャー施設が多い様だ。
でもサムと一緒に行けるところは余り無いので、遠くから見たりする程度、先に南ヶ丘牧場で楽しんだのでいたので、程々の散歩で満足。犬がいるのはサプライズ的な感じで、本当は触ってみたかった。スピッツは今では余り見ないし可愛いはずだったんだけどな。と思いながらソフトクリームを食べる所が観光客だね。
それにしても吠えられても吠え返さない所はスキッパーキサムいいぞ!