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フードファイト(ウェット戦) いきなり突入

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フードファイト(ウェット戦) いきなり突入

諸事情により、とうとうウェットフードを食べる様になっていたスキッパーキサム。

この現実は正直ドン底に突き落とされた様な衝撃だった。
ウェットにだけは手を出したくなかったが致し方ない。既にウエットしか食べないというのだから。

ウェットを食べたらドライは食べないと聞いていた。聞いていたが、現状を受け入れ難くドライフードをサムに出してみた。
見向きもしない。悲しい現実だ。今迄も喜んで食べるとは言い難かったが、それでも騙しだましでもサムは何とかドライフードを食べていた。

いろいろサンプルを取り寄せ、取り寄せたものの中には探して直接連絡して手に入れたドライフードもあった。美味しいかどうかは分からないが、調べたり、入手したりとかなりドッグフードには詳しくなった。
幾らドッグフードの特徴、値段、メーカーを知った所で、何の役にも立たない。食べるのはサムだから。

サムが口にしたドッグフードはこの時は30種類を超えていた。あくまでも一口でも口にしたモノだけでだ。

サムは匂いを嗅いだだけで、全く口にすることなく終わったものもかなりあった。
高いものでも、ネットなどで評判がいいものでも口にすることなく終わったものも多い。その時だけ食べたくない状況だったかもしれないと何度か挑戦するも、最初に口にしなかったものは、挑戦しても食べる事は無かった。

食べないスキッパーキ。

食事の時間はお互いストレスを感じる時間だったと思う。そして食べさせるのにかなりの時間を費やしていた。食べさせようと一生懸命だった。
それだけサムとドッグフードファイトを繰り返してきて、ドライフードで踏ん張ってきたのは、この先のスキッパーキサムとの歩んでいく事を考えてだった。

サムはドライフードを喜んで食べはしなかったけれど、それでも何とかやってきたのが、一気に崩れてしまった。砂の城、砂山が崩れてしまった。もう元に戻せない。

悔しくて、悔しくて仕方がなかった。

だが悔やんでもどうしようもない今。ウェットなら食べるという事で、ウェットフードを色々と取揃える事にした。

スーパーでは多分オーソドックスであろう有名どころ、昔から知っている缶詰、レトルトなど結構あり、一通り購入した。

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