プールサイドで、プールで泳いでいたワンちゃん達の飼い主さんと話をした。
ゴールデンレトリーバーの飼い主さんが思っても見なかった事実を教えてくれた。
ゴールデンちゃんはとても楽しげに、ものすごく上手に泳いでいたのに、最初は水を怖がって泳がなかったと。
泳がないだけでなく泳げなかったと。
およげない?水大好きな犬種なのに水が怖く泳ぐ事もできないこともあるのだと初めて知って驚いた。今迄会ったレトリーバーは漏れることなく水を見ると自分から飛び込むと言っていた。それが泥水であっても行ってしまうと。
だからレトリーバーは犬種の特性で水が好きで、本能で泳げるものだと思いこんでいた。
犬種の特性はあるにせよ、個々の好き嫌いや興味のあるなしでも違うという事なのだろう。と言ってもポテンシャルがあるわけで、今では上手に泳ぐし、水が大好きだという。
そしてイタリアン・グレーハウンドは一緒に暮らしているレトリーバーについて回っていて泳げるようになったとか。華奢な体だから、軽いのかもしれないけれど、美しい走りやだから決して泳ぎに向くタイプではないのに素晴らしい。何よりも飼い主さんがしっかり寄り添ってフォローしているから泳ぐのが楽しいのだろう。
飼い主さん詳しく聞かなかったけど、どうやら素人ではないようだ。
フレンチブルドッグの飼い主さんは何かのトレーナーをしていると言っていてフレブルは全く最初は泳げず、フレブルの筋肉質なボディはそれだけでも重いし、体型は泳ぎ向きではないのにも関わらず、フレブル自身が水は怖がってもいなかったので、泳ぎの訓練をしたということだ。
筋肉質なボディは、それだけでも重石を付けているのと同じだから、最初は下半身が沈み込んで溺れそうな状態でいたと言うことなのだが、今では上手に泳いでいる。先程のスキッパーキも同じ状態だったので、より興味を持ってお話を聞かせていただいた。
どうやって泳げるようになったのかなど流石トレーナーさんなので詳しくわかりやすかった。
しっかり分かった信頼厚い飼い主さんが傍にいてくれるからフレブルも安心して今のように泳げるようになったのがわかる。
水を嫌がりもせず、他のワンコちゃん達に混ざりながら、泳ぎに向いていない体躯にもかかわらず上手に泳ぐ。
とても参考になり、また挑戦したいのだが、泳いで欲しいスキッパーキは親の心子知らず状態。ライフジャケットを脱いでもとの裸族にもどったからか、先程までとは打って変わってプールサイドを楽しんでいる。