強い日差しと暑さ。その中を出歩くのは非常によろしくないので、前から気になっていたお店で休憩することにした。
もちろんスキッパーキサムと一緒に。
所謂ドッグカフェですね。今迄はどこかに行く途中などで、食事するのを目的となって使ったことのほうが多かったので、本来のお茶をして休憩目的は初めて。
室内施設を回ることも考えないではなかったのだが、室内施設で犬同伴可があっても、そのほとんどは一緒に歩けるのではなく、ほぼ抱っこだ。
スキッパーキは抱っこできないことはないが、チワワを抱っこするのとはわけが違う。最初は良くても次第にプルプルしてきてしまうから、抱っこで見て回る所は避けてきたし、我慢をして一緒に入って美術鑑賞しても、サムはもちろん、サムを抱っこすることによってゆっくりと美しさを堪能することは不可能だ。結局お互いメリットを感じられないという理由で行かない。
そこで今迄すごく興味があって訪ねたいと思っていたけれども、他で遊ぶのに夢中でいつも横目で見過ごしていたお店に、行こうと思った。
まさに一石二鳥。日中の日差しを躱すことができ、行きたかったお店で時間を気にせずのんびりできる。これ以上のことはないよサム。
語ってもサムには何のことやらですが、新たな目的地に向かってGOです。
見なれた道を通りいつも通り過ぎる所を入っていく。木立の中の一軒家。
既に数台車が止まっていて、車を止める場所なのかどうなのか分からないけれど、木と木の間に、ちょうどいいスペースがあったので止めて、外に出た。大きな木ばかりなので、木陰でとても清々しく、暑さもあまり感じない。これなら周りを散歩できるのではないのかと思いながらお店の入口にサムと向かった。
ミニドッグランがお店を囲む様にある。落ち着いた建物。入り口を入ると、思っていた感じと違って広い。今迄行った所は入り口に商品が置いてあったり、パンフレット他、人が出入りするから目立つ様に、手に取りやすいように置いてあるところが多かったが、何もないだけでなく広いのに驚いた。
そして店内も広い。テーブルとテーブルの間が広く贅沢な空間となっている。先客が当然ながら良さそうな所にはいるので、空いている席についた。
入り口に近い真ん中辺りの席。普通のところだったら落ち着けないだろう席なのだが、両隣と離れているという事、椅子もどっしりとした肘掛け。
ソファっと言ってもいいぐらいの飲食店では見たことがない。
ホテルのロビーにあるような感じに低めのテーブル。
流石にリードフックはないけれど、これほど贅沢な使い方をしているドッグカフェは初めてでテンションが上がったのだが、サムは奥にいた家族連れのチワワに吠えられてテンションが下がっている。