ダイニングホールのサム

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ダイニングホールのサム

夕食の時間になり、スキッパーキ サムと一緒にダイニングホールへ向かう。
ダイニングルームではなく、ダイニングホール。

高い勾配天井。吹き抜けで日差しを取り込む窓が多くサンルームみたいな感じだが
今は静かな夕闇に包まれているので窓がお飾りの様に見える。
そのダイニングホールの奥の方のテーブルに案内され席に着き、ホールを見渡すと
今は使う季節では無いからか、使っているのか、本物なのかただの置物なのか分からない程
素敵なクラッシックタイプの薪ストーブがホールの隅にある。
暖かさと言うよりは雰囲気を醸し出す暖炉をシンボル的に使っている様なところは多いが
薪ストーブを置いている所は初めてかもしれない。

珍しいダイニングホールの中、サムはいつもならテーブルの下で大人しくしているのだが、
今日はテーブルの下ではなくて何故だか分からないが、横にいる。高い天井の下だ。

ディナーが始まり、素敵なお皿にお料理が乗って出てきた。
正直なところ、あまりお料理には期待していなく、ごくごく普通な感じだと思っていた。
ところが、出されたお料理はどれもこれも見た目は割とシンプルな感じで美しいのだけれど、
その見た目よりというと失礼だが、お味がすごく良くて、予想外な美味しさに感激してしまった。

お料理は見たままの思ったままの味だと、納得して、美味しく頂ける。
だが、見た目が手が込んでいそうだったり、豪華だったりすると、美味しいだろうと思うし、
それだけ手を加えていたり、いい食材を使っているのだから、更に期待をする。
けれども、口に入れたら、なんだか違う様な期待外れ的な事があったりした。

見たとおり思ったとおりだと思っていたら、それ以上の美味しさだから、感動さえした。
期待していなかったから余計にギャップがあり、こんなに美味しい食事が頂けてラッキーだと思った。

スキッパーキサムといえば、食事をしている間は一緒に同じ空間にいても、何もすることもないので、
いつもならテーブルの下の足元にいるのだけれど、今日はテーブルの下にいることはなく、
テーブルの横で終始リラックスしていた。
食事が運ばれてくると、動きを追って起きたりする程度でほとんど伏せっていた。
高い天井の広々したスペースをサムもお気に召したのか、珍しい。

静かで穏やかなディナータイム。
大満足の食事を終えて、席を立つ。
するとスキッパーキ途端にスイッチが切り替わり、元気モードに変わる。
サムは知っている。
これからドッグランへ繰り出すことを。

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