スキッパーキ サムがドッグランの探検をはじめる。
サムを目で追いながらドッグランを見回すと、ドッグランは白い木の板でオシャレに囲いがされ、その囲いに沿う様に
色とりどりの小さな花が咲いているのに気がついた。
お洒落なテーブルと椅子が置かれていて、荷物をテーブルに置きながら、周りをよく見ると
今いるドッグランの向こう側、先にもドッグランがある。ドッグランが2つあるのだ。
まさか2つあると思わなかったので、ラッキーだ。
2つのドッグランの間にある囲いの真ん中あたりに何気に扉があった。
扉を開け放ち、スキッパーキ サムを呼ぶと、サムは迷いなく今出来たばかりの通路を駆け抜けていく。
2つのドッグランを繋ぐと結構広い。気持ち良さが倍増する。
サムも新しい緑の絨毯の上をまた勢い良く走り、2つのドッグランを行き来する。
すでに一つのドッグラン状態で思う存分楽しむ。
とても気持ちのいいドッグラン。
木陰を作っているシンボルツリーだろうか大きな木があったり、少し前だったら桜の花が綺麗だったろう木が所々にあり、
ドッグランを囲む様に花壇があり、色とりどりの花が咲いている。ドッグランと呼ぶのにはもったいない感じだ。
緑のドッグランの中に黄色の花を咲かせているタンポポがとても可愛らしい。
緑と花のドッグラン。
サムも一息ついた感じで、再びドッグラン探索がはじまる。
そして花壇に気がついた様で、花が咲いている花壇に近づき匂いを嗅いでいる。
花をたしなむといった感じではなく、単に花の匂いを嗅いでいるだけの様だが興味深げに花から花へと花壇を移動している。
ともすれば、花壇に入り込んでしまうが、ドッグランと一体化している感じもあり、サムを呼び戻すかどうか悩んでしまった。
サムはただ匂いを嗅いでいるだけで、花壇を荒らすわけではないからと躊躇している間に、サムは花よりも草の方がいいらしく
花壇から離れていく。
サムの後をついて行きサムの行動を見るのは面白い。
木陰でまったりとただ休んでいるのもあまり見ることもないので新鮮だし、草の匂いを嗅ぎながら、とても良い匂いを発見すれば
グリングリンと体を擦り付ける。
最初に、体を地面に押し付けているのを見た時には驚いたものだけれど、全く表情は読めないけれど、一心不乱にしているかの様に、
グリングリンしているスキッパーキを見せられたら、それはそれで可愛く思えてしまう。
今では良い匂いがするんだと笑って見ていられる。
予想を遥かに上回る気持ちのいいドッグランで、サムとのんびりまったり自由に遊べる幸せ。エクセレント!