スキッパーキサムと初めて見る景色の中進んで行く。
今まであまり見たことのない風景。
これから育って行くであろう野菜の寝床が一面にあり、遥か向こうの山々が見える事で、
不思議な広さが感じられる。
ログビルダーのオーナー手作りのこだわりカントリーハウス。
そのお宿は全室趣が違うという事で、ドッグランに直接でれる角部屋をお願いした。
何事も初めてはドキドキする。スキッパーキサムも気持ちが伝わるのか、初めてだからか
興味津々嬉しそうに、目をキラキラさせ、尻尾フリフリ早く早くと合図する。
駐車場に車を止めると目の前がお宿のドッグランだ。
今まで行った事がない、遊んだ事がない庭の様な素敵なドッグランで、期待が高まる。
チェックインをして部屋に案内してもらうと、写真で見たよりもずっと素敵な部屋だった。
今まで行ったところは大概写真に写っているのと同じぐらいか、もしくは写真撮った人の腕がいいかと
思うぐらいだったのだが、ここは写真よりもずっと良い。ある意味驚きだ。
早速スキッパーキ サムとドッグランに続くテラスに出る。
テラスからの見晴らしが良い。目の前がドッグランだが、ドッグランに行くのはテラスから続く階段を降りるのだ。
１階だとばかり思っていたので、意外だったけれど、不思議と違和感なく、むしろ２階から見渡せる感覚がすごくいい。
テラスは屋根が日差しを遮り、出入りしやすく、テラス全体、手すりを含め木目が美しく、新しい。
流石こだわりのログビルダーだ。手入れも怠らないのだろう。
しっかりとた木の温もりのある立派なテラスからこれまた贅沢な感じの階段を降りて行くドッグラン
階段大好きスキッパーキ迷いなく階段を降りて緑のドッグランに駆け込んで行く。
階段も幅が広くゆったりとした感じでのんびり降りていくと、階段下は濃いピンク、ピンク、白、薄い紫がかった小さな花が溢れんばかりに咲いている。
パッと見た時には綺麗だなと思っただけだったが、後になって、ドッグランに手入れされた花が咲いているのを見るのは初めてだと気がついた。
何分にも、スキッパーキサムを追うことが一番だったので、後になって気づくことが多い。
緑に覆われたドッグランをまっ黒なスキッパーキが走り回っている。
相当楽しいのだろう。見ている方まで嬉しくなってくる。
予想していたのと違う素敵なドッグランにサムも喜んでいる様だ。