スキッパーキサムとやって参りました鬼押し出し。
だいぶ前、もう記憶もいい加減になってしまった昔に何度か来たはずなのだが、
あまり覚えていなく、ここにくるまでの道のりも含め、とても新鮮で初めての場所に来たと同じ
ワクワク感がありサムと一緒に散歩するのがとても楽しみだ。
広い駐車場に止めてサムと緩やかな坂を登っていくと花や野菜、お土産を売っている。
入園券売り場のところに鬼押出しだからか金棒を持った鬼のパネルがある。顔を出して写真を
撮る用で観光地には昔からあるなと思いながら園に入る。
夏はまだ先なのだが、陽射しが眩しい。歩くところはコンクリートの様なもので舗装されていて、
周りは溶岩流の塊の岩。涼しさのカケラもない雰囲気だ。
標高が1100メートルを超えているから紫外線もいつもよりも強い。
この状況はまさしくクールコートの出番。
さあ、サム。クールコート装着してみよう。
袋から取り出し、ひょいとスキッパーキに着けてみる。
お似合いだよサム。シルバーがクールだよ。サムを褒めちぎってみる。
じっとしているサム。
鬼押出し散歩だよサムと惣門をくぐる。
予想に反してスキッパーキサムはトボトボと歩いている。
特に嫌がる様子はないけれど、いつもの元気一杯、行こう行こう的なエネルギーの強さはなく、
とても大人しいのんびりしている感じのスキッパーキになっている。
岩から松が生えていたり、岩の間には以外と緑が見える。高山植物がこれからの季節に花を咲かせ
ると、殺風景な場所が華やかになり、美しい植物園の様になるらしい。
ヒカリゴケを見る場所があったのだが、岩の間を覗いてみるも何にも見えなかった。後で知ったが
ヒカリゴケも見頃があるらしい。残念。
水盤舎は水が流れ落ちているから涼しくて気持ちがいいらしくサムは水音がどこなのか探している風に見える。
鐘楼堂で鐘をつけば、不思議そうに見ていたりといつものサムだけど、何故か違うスキッパーキだ。
気温が高いという訳ではないけれど、セッセセッセと歩いていると暑くなる。
ということはいくらクールコートを着ているスキッパーキでも、体温上昇と、クールコートで覆われていない
頭、足、尻尾、お尻は太陽の熱吸収できつくなって来ているだろう。
植物の見頃ではないし、同じ様な岩がゴロゴロしている景色が続いている様なので、この辺で切り上げて
休もうね。
流石にクールコートの違和感がある様で、いつものサムの散歩と違って、とぼとぼ、ゆっくりめの歩きだったけど
クールコート着て散歩できた良かった。
サム意外とクールコートいいんじゃない?